「伝え方が9割」の内容の感想、要点を解説!!【頼みごとをきいてもらうには?】

人間関係

こんにちは!!Takaです。

今回は最近話題の本、「伝え方が9割」を読みましたので、そちらの感想や要約まとめをします!

この記事は以下のような人向けの記事です!!

  • 「伝え方が9割」を買いたいけどどうなの?
  • 読んでみたいけど時間がないから要点だけみたい!!

Contents

「伝え方が9割」の感想

まず、本書を読んだ感想ですが、ものすごくためになる本だと思いました。

というのも僕自身、人に何かを伝えたり頼みごとをすることがめちゃくちゃ苦手で、本書を買ったときは「どうせ僕にはできないだろうなぁ」なんてこと考えていました(笑)

しかし読んですぐに僕の目にこんな文章が飛び込んできたのです!

私は人生のある時期まで、とにかくコミュニケーションがへたでした。

「伝え方が9割」より引用

そうなのです!

本書の著者の佐々木圭一さんも、もともとは人に何かを伝えたり文章を書いたり、頼みごとをするのが苦手な人だったのです!

本書は、佐々木圭一さんが伝える力を磨くために長年蓄積してきた膨大な量のノウハウをまとめてくださっている本なのです。

ですので僕みたいに人に何かを伝えたり頼みごとをすることがめちゃくちゃ苦手な人でも簡単にできるような方法がたくさんちりばめられていました。

さらに、本書にはこんなことも書いてありました。

心を動かすコトバは作れる。料理のレシピみたいに。

「伝え方が9割」より引用

つまりちゃんとレシピ通りに作ればおいしいご飯が作れるように、コトバもレシピ通りに作っていけば必ず人に伝わるようなコトバを作ることができるのです。

僕はこの言葉に勇気づけられました(笑)

ですのでこれからの自分の生活にこの本で得た知識をどんどん落とし込んでいき、伝える力を磨いて生きたです。

では次から「伝え方が9割」の要点を解説していきたいと思います。

本書の内容を知りたくない方はここで読むのをやめてくださいね!!ここまで読んでいただきありがとうございました。

「伝え方が9割」の要点

本書には、先ほども書きましたがコトバを伝えたりお願い事をするときに役に立つ方法が非常にたくさん載っていました。今回はその方法の要点をまとめたのでそちらを解説していきたいと思います。

ただ、本書をすべて解説してしまうと著者の方に申し訳ないですし、著作権的な問題もありますので「これは絶対必要!!」というところだけに絞って解説していきたいと思います。

頼みごとをきいてもらう方法

では初めに、「頼みごとをきいてもらう方法」についてです。

本書では、頼みごとをきいてもらうには以下の3つのステップが紹介されていました。

しかし本書の通りに書いてしまうと著作権的にまずいので、僕なりに理解してわかりやすく解説していこうと思います。

  1. 自分の頼みごとを言葉にしない
  2. 相手のメリットを考える
  3. 相手のメリットと一致する頼みごとを作る

ステップ1:自分の頼みごとをそのまま言葉にしない

まずステップ1の「自分の頼みごとをのまま言葉にしない」ですが、皆さんは自分の頼みごとをそのまま言葉にしてしまった経験はないでしょうか?

  • 「これやってほしい!」
  • 「ご飯食べに行かない?」
  • 「電気消しておいて!」

などなど…例に出したらきりがないですね。

たしかに、自分の頼みごとをストレートに伝えても頼みごとをきいてらえることもあります。

しかし、それと同時に断られてしまう可能性もあるわけです。

ですので自分の頼みごとをそのままいうのではなく、一度ぐっとこらえて後のステップを踏んで頼みごとをきいてもらえる可能性を少しでも高めていきましょう!

ステップ2:相手のメリットを考える

ステップ2は相手のメリットを想像することです。

もし自分が誰かに頼みごとをされたときに、その頼みごとを承諾することでメリットがあるのなら承諾したくなりますよね。

なので相手のメリットを想像することは頼みごとを聞いてもらううえで非常に重要なことになります。

例えば、相手に「デートに行きたい」とお願いしたいとします。

一緒にデートに行きたい!!

この時に相手にストレートにお願いして「いいですよ」と答えてくれそうでしたらそのまま言葉にしてよいですが、「いやです」と言われそうなのであればその気持ちをぐっとこらえて(ステップ1)、相手のメリットを考えましょう。

相手のメリットを考えるときに一番必要なのは相手の情報です。

何が好きなのか?どういった性格なのか?内向的か?社交的か?などなど、相手の情報をできる限り考えましょう。

こういうときのために、普段から人の性格や好みなどを観察しておくとスムーズに考えられますよ!

例えば、今回は「ハンバーグが好き」「流行に敏感」という相手の情報があったとします。

今回の例では、相手のメリットになりそうなのは「ハンバーグがおいしいお店」、「最近はやっているお店」と考えられますよね。

ここまで考えることができればステップ3に進みましょう。

ステップ3:相手のメリットと一致する頼みごとを作る

さて、いよいよ最後のステップです。

このステップでは、相手のメリットをもとに頼みごとをするときの言葉を作っていきます。

ここでポイントなのが、相手のメリットで頼みごとのコトバを作ることです

ステップ2で相手のメリットになりそうなのは「ハンバーグがおいしいお店」、「最近はやっているお店」だと考えられました。

このメリットと自分の頼みごとが一致するように頼みごとのコトバを作ります。

以下に相手のメリットと自分のメリットをまとめてみました。これらをまとめて、一つの言葉を作り出します。

相手のメリット:最近はやりのハンバーグが食べられる

自分のメリット:一緒にデートに行ける

例えばこんな感じです。

最近はやっているおいしいハンバーグ屋さんがあるんだけど、食べに行かない?

このような言葉にすると、相手のメリットと自分のメリットが一致しますよね。

ではここでストレートにデートに誘った場合と、3ステップを踏んで誘った場合を比較してみましょう。

  • ストレートに言った場合:「一緒にデートに行かない?」
  • 3ステップ踏んだ場合:「最近はやっているおいしいハンバーグ屋さんがあるんだけど、食べに行かない?」

どうでしょうか?

相手が自分のことを少し気にかけてくれているならストレートに言った場合でも勝算がありそうですが、もし脈ナシなら断られてしまう可能性もありますよね。

それに比べて3ステップ踏んだ場合は、確実にOKをもらえるわけではありませんが、可能性は上がりそうなきがしませんか?可能性があがりそうな気がしますよね。

このようにして自分の頼みごとを相手に聞いてもらえる可能性を上げることができます。

相手を心を動かす頼みごとを作る方法

次に、相手を心を動かす頼みごとを作る方法をご紹介します。

この方法は先ほどの「頼みごとをきいてもらう方法」のステップ2で用いることができるので紹介しようと思いました。

この方法は大きく分けて以下の7つに分かれます。今回はその中から5つを簡単に解説していきます。全部知りたい人、詳しく知りたい人はぜひ本書を購入して読んでみてください!

  1. 相手の好きなことで頼みごとを作る
  2. 相手の嫌いなことを挙げて、頼みごとを作る
  3. 相手に選択の自由を与えるような頼みごとを作る
  4. 相手の承認欲求を満たすような頼みごとを作る
  5. 相手に感謝を伝えて頼みごとを作る

相手の好きなことで頼みごとを作る

「頼みごとをきいてもらう方法」でも同じことを書きましたが、相手のメリットを考えて頼みごとをすることが本当に重要なことです。

そして相手のメリットで自分が分かる一番簡単なものが、相手の好きなものなのです。

従って、相手に頼みごとをするときは相手の好きなことを考えると、スムーズに頼みごとができます。

相手の嫌いなことを挙げて、頼みごとを作る

人間は自分の嫌いなことはできるだけ避けたくなる性質があります。

実際、やりたくないこととかを先延ばしにしてしまったりした経験はないでしょうか?

この性質を用いて頼みごとをきいてもらえるようにすることができます。

例えば、「駐輪禁止」という張り紙が書いているのにも関わらず自転車が駐輪されていることがあったりしませんか?

では自転車を駐輪させないためにはどのような張り紙にすればよいでしょうか?

今の状態はただ「駐輪禁止」と書いているだけで、相手からしたらメリットもデメリットもありません。

そこで人間の嫌いなものを避けたくなる性質を用いましょう。例えば、

  • 「この場所では、自転車の盗難が多発しております」
  • 「見つけ次第、警察に連絡します」

どうですか?ただ単に「駐輪禁止」って書いているよりもなんだかここに駐輪していたらやばそうって感じがしますよね。

これは、人が「自転車を取られたくない」「警察に連絡されたくない」という嫌なことを回避したくなるため、やばそうに感じるわけです。

ですので、頼みごとをするうえで「相手の嫌いなことを挙げて、頼みごとを作る」ことも有効なのです。

相手に選択の自由を与えるような頼みごとを作る

人間の脳は、何かを「決断」することに非常にエネルギーを使うので、とても苦手です。

実際、何かを決断するときにとても不安に感じたりしませんか?

しかし、それとは逆に人間の脳は何かを「比較」することは非常に得意です。

あらかじめ選択肢があるほうが何かを決めるときに非常に楽なんですね。

例えば相手とご飯を食べに行きたいときに、「ご飯食べに行かない?」という風に聞くよりは、「フレンチかイタリアン食べない?」や、「AかBどっちのお店か食べに行かない?」など、あらかじめ相手の好みに合わせた選択肢を複数個用意しておくとあなたのお誘いをOKする可能性が高まります。

相手の承認欲求を満たすような頼みごとを作る

人間はだれしもが承認欲求というものを必ず持っています。

承認欲求とはWikipediaで以下のように解説されています。

承認欲求(しょうにんよっきゅう)とは、「他者から認められたい、自分を価値ある存在として認めたい」という欲求であり、「尊敬・自尊の欲求」とも呼ばれる。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%89%BF%E8%AA%8D%E6%AC%B2%E6%B1%82

つまり、簡単に言うと、人間は他者から褒められたり必要とされたいという欲求があるということです。

この欲求を用いて頼みごとを作ることもできます。

例えば相手に何か仕事を頼みたいときに、

この仕事やってくれない?

とストレートに言うのではなく、

Aさんの仕事がとても丁寧だから、この仕事も君に頼みたいんだ。

という感じで、相手の承認欲求を満たしつつ自分の頼みごとを伝えると、OKしてもらえる可能性がストレートに頼みごとをするときよりも高くなります。

相手に感謝を伝えて頼みごとを作る

最後の方法は、相手の心を動かす頼みごとを作るうえで最も重要で最大の方法である、相手に「感謝」を伝えることです。

人はだれしも、「ありがとう」と感謝の言葉を言われるとそのあとに頼みごとを言われたら断り辛いですよね。

「いつもトイレをきれいにご利用いただきありがとうございます」といった感じの張り紙をコンビニや居酒屋などでよく目にしませんか?

そうです。これは、「いつもトイレを使っていただいてありがとうございます」という感謝の気持ちを伝えることによって、トイレを利用する人はトイレを汚すことに抵抗を感じるわけです。

また、誰かに「ありがとう」と言われるのはなんだか気分がいいですし、誰かの役に立ったという感じがしてうれしいですよね。

さいごに

「伝え方が9割」の内容の感想、要点などを書いてきましたがいかがだったでしょうか?

今回取り上げた「頼みごとをきいてもらう方法」「相手を心を動かす方法」以外にも、相手の心を揺さぶるような文章の作り方などが書いてありましたが、さすがに本書のすべてを解説するのはまずいかなと思いましたので今回はそこのところの解説を泣く泣く割愛させていただきました。

気になる方はぜひ買って読んでみてください!!

ここまで読んでいただきありがとうございました!!

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