嫌われている気がするときの確かめ方&嫌われていた時の対処法

人間関係

あなたはこれまでに「あの人にに嫌われているのではないか?」と感じたことはありませんか?そして本当に嫌われているかわからないけど悲しくなったり腹が立ったりして気分が落ち込むなんてこともあるのではないでしょうか。

今回は人が「嫌われている気がする」と思う5つのタイミングと、本当に嫌われているか確かめる4つ方法嫌われていた時の対処法をご紹介します。

Contents

人が「嫌われている気がする」と思う5つのタイミング

ネガティブ思考になっている

 ネガティブ思考になっているときって何もかもを悪い方向へ考えてしまいがちですよね。普段は気にしないようなことを気にしてしまい、うじうじしてしまうこともあると思います。もし相手が忙しいときなどにそっけなくされたら、普段なら「忙しいのかな?」と思うことができるのですがネガティブ思考になっているときは「嫌われているのかな…..?」と思ってしまいやすくなってしまいます。また、「嫌われている気がする」と思ってしまうことでさらにネガティブ思考になってしまい、悪循環に陥ってしまいます。

自己受容できていない

 自己受容感は自己肯定感を支える感覚のうちの一つです。自己肯定感を支える感覚は「自己肯定感とは?【自己肯定感を支える6つの要素】」で解説していますので是非ご覧になってください。

この自己受容感とは「自分の置かれている現実や現状を認められ、受け入れる感覚」を意味しており、簡単に言うと「ありのままの自分を受け入れられる感覚」のことです。ありのままの自分を受け入れられていると余裕が生まれ、他者のことも認められるようになります。ありのままを受け入れるという事は、自分や他者のいいところだけでなく、悪いところも受け入れられているので人間関係に悩みずらくなります。もしこの自己受容感が低いと他者が少しでも自分が思っているふうに行動しないとそこに違和感を覚え、「嫌われているのかも」と思いやすくなってしまいます。

イライラしている

 何事もうまくいかなくて焦っていたり、余裕がなくてイライラしているときはすべてにおいて敏感になりやすいですよね。ちょっとしたことで他者とぶつかってしまい後になって後悔してしまったことありませんか?そんな時に「あんなこと言ってしまい嫌われてしまっているかも…..」なんて思ってしまいます。イライラしているときは一旦深呼吸して落ち着いてみてください。

主張が反対された

  自分の主張が否定されたら悲しくなったり、つらくなったりしますよね。人は自分が思っていることを否定されたりするとその否定した相手のことを「味方ではない」と感じてしまいます。そして人間は自分が「この人は味方ではない」と思ってしまうと「きっとこれは相手も思っているだろう」と思ってしまう習性がありいます。なのでこういう時に「嫌われているかも」と感じてしまいます。また、こう思ってしまうと、その感情が相手にも伝わってしまい、お互いの関係性がぎくしゃくしてしまいます。

そっけなくされた

 そっけなくされたら悲しいし寂しいですよね。いくら相手が忙しいとわかっていても、話しかけてもすぐに話を切り上げられたり、返事が適当だったりされたりすると人は「この人には嫌われているのかな?」と感じてしまいます。

 また、一緒にいる時間をなるべく少なくされたり、二人きりになったらすぐにどっかにいかれたりすると余計に「嫌われている」と感じてしまいます。

嫌われている気がするのは思い違いかも?

 上記では嫌われているかもしれないと思うタイミングをご紹介しましたが、それは本当に嫌われているのでしょうか?ただの思い違いの可能性もありますよね。実は、人は自分で思うよりも嫌われてはいないかもしれません。その理由に、ある研究では人は「自分がどう思われるか」というのを過小評価しやすい傾向にあることが分かったそうなのです。このことを踏まえると、自分が思っているよりも他者はあなたのことを嫌っていない可能性が高いという事です。

 ではなぜ人は他者からの自分の評価の予想を悪い方向に考えてしまうのでしょうか。それは防衛本能にあると考えられます。もし「他者から良く思われている」と思っているときに、実は嫌われていたなんて事実が発覚してしまうと深く傷ついてしまいますよね。しかしあらかじめ「自分はは嫌われている気がする」と思っていると嫌われていても「あぁ、やっぱりね」と深く傷つくことを防ぐことができます。つまり「自分は嫌われている気がする」と思うことによって保険を作ることができるんですね。こういう心理から人は「嫌われている気がする」とに思いやすくなっているのです。つまり人は「嫌われている気がする」と思うふうに考えるのは当たり前!だという事ですね

 そうはいっても本当に嫌われている可能性もありますよね。ですので次に本当に嫌われているか確かめる4つ方法をご紹介します。

本当に嫌われているか確かめる4つ方法

ほかの人との態度の差を見る

 人の性格は十人十色で、もともとそっけない人や冷たいように見えてしまう性格の持ち主も当然います。なのでそっけなくされただけで「嫌われている気がする」と判断するのはやめましょう。その人が性格的にそっけないのかそうじゃないのかは自分への態度と他者への態度を見ることによって簡単に判断できます。他者への態度と比べてみて、自分に対する態度が明らかによそよそしかったりすれば嫌われている可能性が高いです。

積極的に話しかけてみる

 積極的に話しかけてみて、めんどくさがられたり、話を早く切り上げようとしているのなら嫌われている可能性が高いです。しかしこれは1回だけで判断するのには早すぎます。なぜならあなたが話しかけたタイミングが相手がイライラしているときや忙しいとき、しんどい時などの場合があるからです。何回か話しかけてみて、総合的に判断しましょう。

SNSで話しかけてみる

 SNSでメッセージを送ってみて相手に無視されたらそれは嫌われている可能性があります。しかし”返信が遅い=きらわれている”とはならないので注意してください。なぜなら返信速度は個人差が大きく、十人十色だからです。なので着目すべきは送ったメッセージが無視されているかどうか。いくら返信がおそくても返信が来るのなら嫌われていない可能性が高いです。逆に無視されたら嫌われている可能性が高いです。

小さなお願いをしてみる

 小さいお願いをしてみて嫌われているか判断するのはとても効果的です。なぜなら嫌われていたらそのお願い事を聞いてもらえない可能性は高くなるし、お願いを聞いてもらえたら、ベンジャミン・フランクリン効果により少しはあなたへの意識もよくなる可能性があるからです。「ベンジャミン・フランクリン効果とはなんだ?」と思いましたか?ベンジャミン・フランクリン効果とは「人がだれかを助けるとその人に好意を持つ心理現象」のことです。これが起きる原因は少し話が複雑になるので省きますね!

つまるところ、「小さなお願いをしてみる」という行為はとても効果的だという事です!!ここでポイントですが、「そこのものとってもらえませんか?」のようなほんとうに「小さいこと」をお願いしてくださいね。

嫌われた時の対処法

 では嫌われてしまっているときの対処法はどうすればいいのでしょうか?今度は嫌われた時の対処法をご紹介します。

嫌われた原因を把握する

 まずはなぜ嫌われているかを把握しましょう。原因がわからないとそこから改善も対策もできませんよね。そもそも一方的に嫌われていて、あなたに原因がない時だってあります。なのでまずは一旦冷静になって嫌われている原因を分析してみましょう。紙に書きだすと視覚的にとらえることができるので効果的です。もし嫌われている原因があなたにないなら、それはあなたにはどうすることもできません。ここで、好かれるためにあなたを変える必要はありません。あなたはあなたのままでいいのです。全員に好かれることなんてまず不可能なのですから、気にしないようにしましょう。

そしてもし自分に非があるならきちんと謝りましょう。たとえ許されなくても、謝るという行為自体が大切です。

相手のことを嫌わない

 嫌われてしまったら、自分もその相手のことを嫌いになったりしてしまった経験がある方は多いと思います。しかし、嫌われたからその人のことを無視したり、露骨に嫌いなことを態度に表してしまうと余計に状況は悪化してしまいます。相手があなたのことをさらに嫌いになるだけでなく、周りの人からも嫌な人だなと思われてしまうかもしれません。また、その相手のことを嫌いになってしまったら、その人を見ただけでも嫌な思いをしたり、思い出しただけでも嫌な思いをしてしまったします。この状態はその相手に支配されてしまっている状態であるといえます。嫌われている人に会ってない時ですら気分を害されるのは馬鹿らしいと思いませんか?たとえ嫌われていたとしても、あなたは大人な対応をして、気にしないようにしましょう!

思い当たることがあれば改善する

 もし嫌われている理由に思い当たる節があるなら、それを改善しましょう。先ほど、ありのままの自分でいいといいましたが明らかに自分に非があったりする場合は自信を改善することが必要です。そのままにしておくといろんな人に嫌われかねない状態になってしまいます。また、自分を見つめなおすという行為はあなたがさらに成長する過程で非常に必要な行為です。自分と向き合って自分を成長させましょう!

気にしない

 これは状況によってはできない場合もあるかもしれませんね。しかしとても重要なことです。世の中にはどうしても相性が合わない人は存在しています。相性が悪いのはいわば価値観が違いすぎるという事なのでどうしたって分かり合えません。そういう人とはきっぱり諦めて気にしないようにしましょう。また、分かり合うことはできなくても相手の価値観は認めてあげると、なおよしです。

さいごに

 「嫌われている気がする」と感じたら、すぐにそれに対して対処しましょう。ただの思い違いかもしれませんし本当に嫌われてしまったのかもしれません。しかしたとえ嫌われてしまったからと言ってもうどうにもならないわけではありません。人間関係は努力次第でよい方向に進められます。

 そして誰かに嫌われたからと言ってあなたのことを好きじゃい人がいなくなるわけではありません。周りの人との関係を大切にしていきましょう!!

ここまで読んでいただきありがとうございました。この記事があなたのお力になれれば幸いです。

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