ある考え方で人間関係でイライラすることがなくなった話

こんにちはTakaです。

生きている中でイライラすることってたくさんありますよね。最もイライラすることが多いのが人間関係かと思います。

人間関係でイライラすることって、結構精神的に来たり、思ってもないことを相手に言ってしまって後から後悔する、なんてことありますよね。

今回は僕が人間関係でイライラしなくなったある考え方をご紹介したいと思います。

結論から言うと、

相手のことは信頼しても、期待はしてはいけない。

この考え方で僕は人間関係によるイライラを減らすことができました。ですので、ぜひこの記事を読んであなたの生活にも取り入れてみてください。

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そもそもイライラする原因

では人間関係においてイライラする原因は何でしょうか？

相手が遅刻してきた。
悪口を言われた。
部下が失敗した。

などなど、細分化すればイライラする原因は星の数ほどありますが、この原因をより抽象化してみましょう。

先ほど挙げた3つの例をもとにして抽象化してみます。

「相手が遅刻してきた」というイライラの原因は、相手がそもそも時間通りに来るものとして期待していたが、それを裏切られたことになります。

「悪口を言われた。」という例も、そもそも相手が自分の悪口を言わないことを期待しているからこそ、悪口を言われたときにショックを受けそれに対し怒りを覚えるわけです。

「部下が失敗した。」という例も同じで、部下が失敗しない、というしていたからこそ、部下が失敗したときにイライラしてしまいます。

もうお分かりの方もいらっしゃるかとは思いますが、これらはすべて「自分の期待とは違う事が起きた」という原因が根底にあります。

人間は予測した結果と違う結果が出ると不快感を感じる

ではなぜ自分の期待とは違う事が起きたらイライラしてしまうのでしょうか。「期待する」という事は「予測する」という事でもあります。なので言い換えると、自分の予測とは違うことが起きたらイライラしてしまうという事になりますよね。ではなぜイライラするかというと人間は期予測した結果と違う結果が出ると不快感を感じる傾向があるからです。

例えば、太古の昔の人間は狩りをして生活していました。獲物を狩るときに、ある程度獲物を動きを予測したり、どこに行けば何に出会えるかという予測したりしします。狩りが成功しないと食べ物を食べることができずに死んでしまうので、予測が外れてしまうと死に直結するわけです。

その名残が現代人にも受け継がれているから、自分の予測(期待)が外れると不快に感じ、イライラすることにつながるのです。

他人の行動や心は予測することが難しい

先ほど、人間は予測した結果と違う結果が出ると不快感を感じると書きましたが、人が一番予測しにくいもので身近にあるものの一つが他人の心です。

人それぞれ育ってきた環境も違えば接してきた人間も違うので、他人の心を完全に理解することなんてできるわけがありませんよね。また、心と行動は対応しているので、その行動を予測したり理解したりするのも困難です。

つまり、人間関係においては、自分の予測が外れることが多くあります。なので、人間関係でイライラするタイミングがおおいのです。

信用はしても期待はしてはいけない

先ほど人間関係ではイライラするタイミングが多いと書きましたが、ではどうしたら人間関係でイライラすることを少なくすることができるでしょうか。

それは冒頭ですでにネタバレしていますが、相手を信用はしても期待はしてはいけないという事です。

「信用する」ことと、「期待する」ことは一見同じように見えますが全然違います。

「信用する」ことは、相手の能力を認めたり、相手の性格を認めたりすることです。

一方「期待する」こととは、相手の能力をもとに行動を推測し、何かを求めることです。

どういうことかというと、相手を信用している場合は「あいつは頭がいいな」だったり「あいつは仕事が早い」というような、相手に何も求めていないけど相手の能力は認めている状態のことで、相手を期待している場合は「あいつは頭がいいから、これはできるだろう」だったり、「あいつは仕事が早いから、この仕事を任せても早くやってくれるだろう」というような相手の能力を認めて相手に何かを求めている状態のことを指すという事です。

ですので相手に期待していると、相手が失敗したときに自分が予想していたことと違う事が起きてイライラしてしまうのです。

逆に期待せずに信用だけをしていると、たとえ失敗しても別に相手に何も求めていないのでそもそもなにも予想していないのでイライラせずに済みます。