「エッセンシャル思考」を理系大学院生が要約してみた！！【エッセンシシャル思考とは何にか？】

こんにちは！この記事を読んでくださってありがとうございます。

今回はグレッグ・マキューン著の「エッセンシャル思考」を読みましたので要約解説していこうと思います！

この記事は以下のような人向けの記事です。

「エッセンシャル思考」を読んだ感想

本書を読むまでは、「やりたい事」や「やるべき事」が多すぎて何から手をつければ良いかわからなくなっていました。

というのも、僕自身好奇心が高くて一つ興味を持って始めてみては他のこともやりたくなってしまい結局どれも中途半端なまんまで終わりがちになっていました…。

しかし本書を読んで、自分の今やるべきことが明確になり、めちゃくちゃ頭の中がクリアになりました！

ですので以下のような事に悩み事を持っている人にオススメの書籍です！

では早速、「エッセンシャル思考」について見ていきましょう！

「エッセンシャル思考」の要約

エッセンシャル思考とは？

そもそもエッセンシャル思考とはなんなのか？という疑問を持つ方は多いのではないのでしょうか？

エッセンシャル思考は簡単に要約すれば、最小限の時間、労力で最高のパフォーマンスを引き出す思考法です。

例えば、象の足と針を考えて欲しいのですが象の足は地面を踏むとき、足の面積が大きいので地面はそれほど沈まないですよね。しかし針の場合はどうでしょうか？

針の場合だと象ほどの体重がなくても地面により深く突き刺さりますよね。

ではなぜ象の足が地面にあまり沈まずに針の方は地面に深く刺さるのでしょうか？

それはエネルギーが分散されているかされていないかの違いにあります。象の足は面積が広いのでエネルギーが分散されて象ほどの体重があってもそれほど地面に沈まないです。逆に針は地面に接している面積が非常に小さく、エネルギーが一箇所に集中しているので地面に深く刺さっていきます。

これがエッセンシャル思考とそうでない思考の考え方の違いです。エッセンシャル思考は針が地面に刺さる様な感じで、そうでない思考が象のあしが地面に沈み込む様な感じです。

画像の方がわかりやすいかもしれないので下に図解したものを載せておきますね。

つまり、エッセンシャル思考はエネルギーを一箇所に絞り、より突き抜ける成果を上げる事ができる思考法だということが言えます。

多くの人がしている3つの思い込み

エッセンシャル思考のメリットについてはわかっていただけたと思うのですが、エッセンシャル思考を実践するのは非常に難しいです。

その理由は、僕たちが当たり前のように信じている3つの思い込みがあります。

「やらなくてはいけない」

多くの人が「これはやらないくては。。。」と思っている人が多いと思うのですが、これは非常に勿体無い状態になっています。

人間は「やらなくては。。。」と思っている状態だとたくさんやるべき事が思い浮かんでしまって身動きが取れなくなってしまいます。

そこでこの「これはやらないくては。。。」という思い込みを「やると決めたらやる」という思い込みに変更するレバ、一つのことに集中しやすくなります！！

「全てが大事」

この思い込みも非常に多いと思います。しかし、本書では「本当に必要なものは滅多にない」と語られています。

世の中には非常に多くのチャンスが転がっていますが、これらの中に本当に必要なものはかなり少なく、それを見つけ出す努力をし続けなければなりません。

「全部できる」

最後の思い込みは「全部できる」です。

会社の上司や先輩に仕事を託されたりしたらついつい引き受けてしまいませんか？

これは僕たちの潜在的な意識で「全部できる」という感情が働いています。

確かに、やろうと思えば全部できるのですが先ほど例えた象と針のように、多くのタスクを抱えてしまうとエネルギーが分散されてしまい結局仕事の質が低くなってしまいます。

ですので、「全部できる」という思い込みから「全部できるけど全部やらない」という思い込みに変更しましょう！

まとめ

今回はエッセンシャル思考とは何か？エッセンシャル思考を阻む思い込みについてお話しさせていただきました。

エッセンシャル思考とはエネルギーを一箇所に絞り、より突き抜ける成果を上げる事ができる思考法であると述べました。

またこの思考法を阻む思い込みとして、

を挙げました。

本書ではより具体的なエッセンシャルの思考方法や実践方法について詳し書かれておりますので是非読んで見てください！！