『BRAIN 一流の頭脳』を理系大学生が要約・まとめてみた!!

今回要約するのは『BRAIN 一流の頭脳』です!本書は以前紹介した「スマホ脳」の作者である精神科医のアンダース・ハンセンさんの著書です。

本書は、教育大国スウェーデンの精神科医で世界的にも注目されているアンダース・ハンセンさんが「一流の頭脳を作る」にはどうしたらいいかということを科学的エビデンスに基づいて書かれている本です。

本文は非常に読みやすく、「普段無意識に行っていることが生物学的にどのような意味をもたらすのか」、「我々の脳はどのように働いているのか」などということなどが詳しく書かれており、非常に興味深くて面白かったです。

本書の購入をご検討されている方は是非購入することをお勧めします。

今回は『BRAIN 一流の頭脳』で一貫して主張されていたことを中心に要約していこうと思います。

この記事はこんな人向けです!

  • 『BRAIN 一流の頭脳』の要約を知りたい
  • 私たちの脳にいい影響を与えるものは何かをしりたい
  • 集中力、創造力を向上させたい

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Contents

『BRAIN 一流の頭脳』を理系大学生が要約してみた!!

本書 『BRAIN 一流の頭脳』 で繰り返し一貫して主張されていたのが「運動」の重要性です。

運動を習慣化すれば学力もIQも集中力も創造力も健康など、身体への様々ないい影響を与えることが科学的な根拠に基づいて解説されていました。

また、どれくらいの頻度運動すればいいのか?強度は?などのアドバイスも書いてありました。

ではまず初めに「運動」を習慣化することで得られる脳へのメリットについて本書に書いてあったことから抜粋して要約していこうと思います。

追記(2021/10/28)

自分自身、本書 『BRAIN 一流の頭脳』 を読む前は全くと言っていいほど運動をしておらず、地味に危機感を感じておりました。

本書を読んでからは毎日、筋トレと有酸素運動を合わせて1時間ほど行うようにし、それを約2か月弱続けたところ、悩むことが少なくなり性格も明るくなったような気がします。また、継続することによって「継続することができる自分」に少し自信がついた気がします。

気がするだけかもですが…(笑)。

どちらにせよ「運動」を習慣化しておいて損は絶対にないですから皆様もぜひ試してみてください!!

追記(2022/08/21)

前回追記してから約一年経過しましたが、今も運動を継続しています!!我ながら偉い!!

そして気になる運動の効果ですが、目に見えて変わってきました。具体的にどの様に変わったのかというと、体型と考え方が大きく変わりました。

体型は、1年前に比べて筋肉質になり誰が見ても健康的に見えると思います。体型が変わると不思議と自信がついてきて、マイナス思考だった考え方もかなりポジティブ思考になりました!

以上のような効果をものすごく実感しているので、これを読んでいる皆さんに確信を持って運動をお薦めする事ができます!!是非本書を手に取り、日常に運動を取り入れてみてください!

「運動」を習慣化することで得られる脳へのメリット

ではこから「運動」を習慣化することで得られる脳へのメリットを3つほど抜粋して紹介していきます。

なお本書『 BRAIN 一流の頭脳 』には、ご紹介するメリットのメカニズムについてかなり詳しく書かれていましたが、それまで説明しているとかなり長くなってしまうと思ったので割愛させていただいております。

なお、大まかなメカニズムは前回要約した「スマホ脳」の感想・要約を理系大学生がまとめてみた!に書いておりますのでぜひそちらも読んでみてください!!

集中力の向上

まず一番初めの脳へのメリットは「集中力の向上」です。

あなたは物事に集中できない…と感じたことはないですか?僕はめちゃくちゃあります(笑)

インターネットの普及でSNSや動画共有サイトなど、様々な情報が毎日大量にあなたや私の脳に津波のごとく押し寄せています。

そんな現代社会で一つの物事に集中するなんて不可能に近いですよね。

しかし、仕事や勉強、読書など効率よく行っていくにはこの集中力が必要不可欠ですよね。

じつは一つの物事に「集中」できないといった悩みを抱えている人は多くいる、と本書では述べられていました。

そしてその悩みを解決するためにサプリメントや自己啓発プログラム、民間療法などが「集中力が高まりますよー!!」と銘打っているサービスや所品が多いですがその効果が科学的に実証されているものは少ないようなのです。

ですが一つだけ科学的に実証されているかつ効果的なのが「運動」なのです。

実はここ最近の研究で、「運動」が集中力や注意力の改善につながるということが分かってそうです。

記憶力が高まり脳が大きくなる

知っていますか?

恐ろしい話をしますが実は、人間の脳の大きさは25歳をピークに縮み続けているのです。

そして実は脳細胞は死滅するだけでなく、生涯を通して生産され続けます

しかし25歳をピークに脳細胞が生産される数と死滅する数が逆転して死滅する数の方が多くなっていってしまうのです。

どれくらい縮んでいくのかというと個人差もありますが大体毎年0.5%~1%ずつ縮んでいくといわれています。

毎年脳が縮んでいくと考えるとなんだかめちゃくちゃ怖くないですか?

しかし「運動」を習慣化することで脳の縮小を止めるだけでなく、むしろ物理的に大きくする効果があることが数々の研究でわかってきたそうです。

「意欲」を引き出す

最後に取り上げる「運動」を習慣化することで得られる脳へのメリットは、あなたの 「意欲」を引き出すことです。

気持ちがふさいでしまったり、鬱状態になってしまう人は現代人にはかなり多くいると思うのですが、「運動」を習慣化することで目覚ましい効果が期待できると『BRAIN 一流の頭脳』では語られていました。

薬を服用せずに「運動」という簡単な行為でうつ病がよくなったり気持ちが軽くなるのに、このことを知っている人は多くないのではないでしょうか?

「運動」が意欲を引き出すという事実を知らない人が多い理由は非常に簡単で、「運動」するだけで症状が改善するということが周知されれば抗うつ剤などの薬が売れなくなってしまうからです。

本書にはより詳しく薬ビジネスに関する様々なことが書かれていましたが、今回の投稿の主旨とは離れてしまうので割愛させていただきます。

薬ビジネスの暗い部分が気になる方は是非本書を手に取ってみてください!!

どれくらいの頻度で運動すればいいのか?強度は?

では、皆様が気になっている脳にいい影響を与える「運動」の頻度や強度、種目などの『BRAIN 一流の頭脳』でのアドバイスをまとめていきます!

本書でのアドバイスはあくまでも先ほど書いたような脳へのメリットを効率よく出すためのものですので、ほかの目的がある方はその目的を達成できるための頻度や強度で行ってください!

「運動」の効果的な頻度

まず「運動」の頻度ですが、何より重要な点は5分だけでも全く効果がないわけではない。という点です。

ですのでまずはあなたが続けられる頻度で運動していきましょう。

そしてより効果的に脳に良い影響を与えたいなら、週に3回、45分以上のランニングを行うことが望ましいです。

ただ、先ほども書きましたがたとえ週に1回5分程度でも効果がないわけではないそうなので、あなたが続けられる頻度で最初は初めて行き、時間がとれるようでしたら週に3回、45分以上を行っていきましょう!!

「運動」の強度

では、運動の強度はどれくらいが効果的なのでしょうか?

この問題に関しては年齢や性別などに大きく影響されるため一概には言えないですが、本書では心拍数が少し上がる程度の運動が脳に及ぼす効果が最も大きいと述べられていました。

また、心拍数が大幅に上がったり体に非常に負荷のかかる運動は肉体維持の観点では非常に有効的ですが脳に及ぼす良い効果はすぐには現れないです。

理由は激しい運動の後は疲労が激しくエネルギーも肉体に使うため、脳への効果がすぐには出てこないためです。

しかし、激しい運動も長期的に習慣化して行うことができれば非常に効果的だ、と述べられていました。

具体的には大体半年ほどだそうです。

ここで重要なのは、脳への良い効果をすぐに感じたい場合は、軽いジョギングや室内での軽い有酸素運動、サイクリングなどの誰でもできるからに負荷の少ない運動をすればいいという点です

「運動」の種目

では運動の種目は何を行えばいいのでしょうか?

本書よると種目は「なんでもいい」そうです。

無酸素運動の筋肉トレーニングか有酸素運動か、どちらと言えば有酸素運動を中心に運動を行うのが良いそうです。

理由は筋力トレーニングでも脳へ良い影響を及ぼしますが、研究があまり進んでおらず現段階では脳への効果が明確に証明されている有酸素運動の方がよいからです。

一番効果的な運動のメニューとしては最初に無酸素運動の筋力トレーニングを行い、そのあとに有酸素運動を行うとより効率よく効果を実感できます。

『BRAIN 一流の頭脳』の要約まとめ

今回は『BRAIN 一流の頭脳』をアンダース・ハンセンさんが一貫して最も主張されていた「運動」を中心に要約してみました。

最後に本記事のまとめを書いておきますね。

運動をするメリットは以下の通りです。

  • 集中力の向上
  • 記憶力が高まり脳が大きくなる
  • 「意欲」を引き出す

また、脳へ良い効果を与える運動の頻度、強度、種目は以下の通りです。

  • 1回5分でもいいが、週に3回、45分以上が望ましい
  • 心拍数が少し上がる程度の強度。体への負荷が大きすぎると効果はすぐには感じられない。
  • 有酸素運動を中心に行う。順番としては最初に無酸素運動を行い、有酸素運動を行うことが望ましい。

以上です。

今回は「運動」を習慣化することで脳へ良い影響を及ぼすということを説明してきましたが、尺の都合上なぜ良い影響を及ぼすのかというメカニズムの説明部分を割愛させていただきました。

運動が脳へどのようなメカニズムで良い影響を及ぼしているのかを知りたい方は是非 『BRAIN 一流の頭脳』 を読んでみて下さい!

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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