こんにちはTakaです。今回はMUPで学んだことのアウトプット記事です。
今回は商品を売るときに必要になるブランディングについて解説していきたいと思います。
この記事でわかること
- 商品を売るときに考えること
- ブランディングスキル
まず、結論を言います。
商品を売りたければ商品を売るな
です。いきなりこんなこと言われても「は?」てなりますよね(笑)。このことはおいおい説明していきます。
まずはブランディングという言葉はどういうものかについて解説していきますね。
Contents
ブランディングとは?
皆さんはブランディングとはどういうものか考えたことはありますか?
また、PRやマーケティング、広告と何が違うのでしょうか?
これらの違いについてわかりやすいように会話形式で見ていきましょう!!
MARKETING(マーケティング)
あなたが好きです!!
うれしい!!
このように、マーケティングとは特定の人に「あなたが好きです」というふうにアピールすることです。
Advertising(広告)
あなたが好きです!!
みんなに言ってるんかーい!!
このように、広告は不特定多数の人たちへ向けてアピールすることです。
PR
あの人があなたのことを好きって言っていたよ
そうなんですね!!
このように、PRとは自分がAさんにアピールするのではなく、ほかの人介してアピールすることです。
BRANDING(ブランディング)
あなたが好き!!!
やったー!!
このように、ブランディングとはあなたが特に何もアピールしなくても向こうからアピールしてきてくれることです。
以上の例でわかる通り、ブランディング以外で自分の商品をアピールするとなると広告費やいろいろとお金がかかります。しかし、ブランディングだけは自分は何もしなくても向こうから来てくれるので、ほかの3つよりも圧倒的にコストがかかりません。
したがって、商品を売るにはブランディングをいかに上手にできるかが重要になってきます。
では次にビジネスの世界にいてどのようなブランディングの種類があるのかを見ていきましょう。
ブランデングの種類
コーポレートブランデング
コーポレートブランデングとは、どう繋がるかのブランディングのことです。
例えばホームページやロゴ、代表者などの会社の信用にかかわるブランディングのことです。
プロダクトブランディング
プロダクトブランディングのとは、簡単に言うと何を売るかのブランディングのことです。
例えば、商品の価格や希少性、雰囲気やパッケージなどです。
マーケティングブランデング
マーケティングブランデングとは、どう広めるかのブランディングのことです。
例えば、チャネルやターゲット、口コミやSNSなどのことです。
セールスブランディング
セールスブランディングとは、どう売るかのブランディングのことです。
例えば、販売方法や提携選定、顧客選定や資料などのです。
以上のようにブランディングは4つに分けることができます。後ほど一つ一つを解説していきますがまずブランディングがなぜ大事かについて書いていこうと思います。
ブランデングがないとどうなるのか
ブランディングがないとどうなるかの説明をします。
ブランディングがないと同じ商品を売るときに全く同じ商品なのですから他社と差別化するために、価格競争が始まりますよね。
ある程度価格を下げると、次にサービス競争になります。
しかしサービスは会社に多くのコストが増えていき、利益率が低下してしまいます。こうなるとコストを削減するためにPRの削減や広告の削減を行います。
こうなると、その商品を知っている人が少なくなり、シェアが低下してしまいます。
そして売れないからまた価格を安くしてしまいます。
このようにして負のスパイラルが生まれてしまいます。
ですのでブランディングは事業を存続させるうえでとても大切な要素の一つなのです。
コーポレートブランディング
先ほど4つに分けたブランディングのうちの一番初めに挙げたブランディングです。
いきなりですがGoogleってどんな会社だと思いますか?
GoogleマップやGoogleグラスなどのテクノロジー企業のように思いますよね。
しかし実はGoogleの利益の90%は広告収入なのです。ということで実はGoogleって広告会社なんですね。
しかし、Googleは自信を広告会社であるが広告会社でないというような明言しています。
なぜかというと、広告会社ってたくさんあって価格競争が激しいんですね。つまり競合相手がいっぱいいます。
ですのでわざわざ競合相手が多いところでは戦わないようにしているのです。
つまり、競合を把握し、競合を作ってはいけないということです。
コーポレートブランデングで大事なのは自社は〇〇だが〇〇ではないということを明確に断言することが必要なのです。
プロダクトブランディング
このブランディングは価格設定が一番大事です。
どのように大事かを説明するために例を出します。
例えばあなたが原価が50円のものを売るとします。
その商品を100円で売ると100人の人が買ってくれ、200円だと50人しか買ってくれません。
買ってくれる人は100円で売るより500円で売った時のほうが少なくなりますが利益でみてみたらどうでしょうか。
100円で100人に売った時の利益は5000円ですが200円で50人に売った時は7500円もの利益になります。
ですのでこの例ですと原価50円の商品を200円で売ったほうが買ってくれる人は少ないけど利益は多くなるのです。
なので価格設定は200円が適切なのです。
このより多くの利益を期待できるような価格設定をすることがプロダクトブランディングなのです。
そしてプロダクトブランディングで大切なことは一番売り上げが多い価格設定をするのではなく一番利益が高くなるような価格設定をすることが大切です。
そしてもっと利益を上げたいのなら先ほどの例で言うと原価50円の商品を500円で売ればいいですよね。しかしこれだと買ってくれるお客様が減ってしまう可能性があります。
ですので売る商品に500円を払ってでも欲しいと思われるような付加価値をつけるように考えることがビジネスにをいてとても大切なことだと思います。
マーケティングブランデング
いきなりですが質問です。
あなたはスタバのコーヒーを飲んだことはありますか?結構高いですよね。
ファストフード店で買ったほうが圧倒的に安いです。
しかし多くの人はスタバに行ってコーヒーを買います。
なぜだと思いますか?
もちろん、ブランド力が大きからという理由もありますが答えはフランチャイルズかフランチャイルズでないかの違いです。
フランチャイルズだと店舗ごとのオーナーはいっぱい稼いで利益を出したいですよね。利益を出すためにオーナーは勝手にコーヒーの価格は変えられないのでより多く売ろうとします。
つまり、ファストフード店だと回転数を増やしてより多く利益を出したいわけです。そうなると座席数を増やしたら回転数が上がるので増やします。
しかし、お客様一人に与えられるスペースとても狭いスペースになってしまいます。
だからファストフード店のコーヒーは安くせざるを得なくなります。
しかしスタバは直営店ですべての店舗を運営しています。
ですので利益が欲しいオーナがいないので利益ファーストではなくてお客様ファーストにできるのです。
つまり、お客様一人当たりのスペースを広くすることができゆったりとコーヒーを飲めるのであれだけ高くても買う人がいるのです。
このようにどのようなチャネルやどのような形態で商品を売るかというマーケティングをするかというのがマーケティングブランディングなのです。
セールスブランディング
最後にセールスブランディングです。
そもそもブランディングとは商品やサービス以外のもの(付加価値)をPRすることです。
例えばYAMAHAはピアノを売っている会社ですが、ピアノって高いのでその商品だけだとなかなか買ってもらえないですよね。
だからYAMAHAのピアノ教室を開いてお客様がピアノをできるようにすれば、「お客様からピアノが欲しいです」という風になりますよね。
これが商品やサービスを売らずにそれ以外のものでPRすることが大切なのです。
だから「商品を売りたければ商品を売るな」ということになるわけです。
ここまで読んでくださりありがとうございました。ではまた。
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